今この瞬間も、新しい造語が出ているかもしれないよね。特に、ネットが普及したことで造語が次々に作り出され、それが一気に拡散して定着するパターンが多いんじゃなかな。造語の中には、もはや意味不明な言葉もいろいろとあるよ。
例えば、今回紹介する「ダラス」だね。ダラスっていうと、アメリカの都市と思う人もいるんじゃない?「ドラえもん」の関係する造語と言われると、まずピンと来ないんじゃないかな。
ドラえもんがダラス?
ドラえもんは1969年に連載開始されたと言われているから、もう50年以上前の話だね。連載は終了しているけれども、今なおアニメが放映されているよ。何世代にわたってファンっていう人もいるんじゃないかな。
正直言って、なぜドラえもんのことをダラスって呼ぶようになったのかはよく分からないね。なんでも、『なんJ造語スレ』の中でこのように言われたのがルーツらしいんだよね。
ダラスってどう使うの?
『なんJ造語スレ』の中で使われていた用例を紹介すると、このような感じだね。「ダラス~」「どうしたんだい?ナビ太くん」「キングスにいじめられたよ~」…このように言われても、なんだか分からないよね。
実は、「ダラス」以外にも造語が2つ入っているんだよ。「ナビ太くん」はのび太、「キングス」はジャイアンのことを指しているんだ。それぞれ、「ドラえもん」「のび太」「ジャイアン」に言い換えれば、意味が分かるよね。ドラえもんの作品の中でもよく登場してくるシーンだね。
ナビ太はかろうじて元が残っているような感じがするよね。でも、ドラえもん=ダラス、ジャイアン=キングスについては、全く両者に関係性がないから、意味が分かっていないとちんぷんかんぷんだよね。
結構人気の高いダラス
ダラスがドラえもんのことを指すってことは、もともと知っていないとたどり着くのは難しいよね。ドラえもんという言葉の原型が一切残っていないし。普通、こうやって漫画を造語でぶち壊すようなことに対して、ファンからのアレルギーが強いんだよね。漫画作品を略称で呼ぶと、ファンの間からネガティブな反応の出ることが多いんだよ。
でも、ドラえもんをダラスって呼ぶことに関しては、ネットの中では結構好意的な意見が多いね。「一番笑った」「おなかが痛くなるくらい笑った」「めちゃくちゃ面白い」といった意見が結構見られるよ。
ここまでぶっ飛んでいると、ファンも受け入れやすいのかもしれないね。「ダラス」「ナビ太」「キングス」以外の造語も出てきたら、注目したいね。
造語症・造語の基本的な定義や意味について詳しく知るには、「neologism(造語症)っていう病気の定義や原因の解説。天才がなる病気って本当なの?」をどうぞ。
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