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造語症の人はある意味天才?その造語はある出来事から生まれた?

造語を作るのが大好きな造語症の人って、いろいろな言葉を作るよね。その中にはある有名な出来事をヒントにして造語を作り出している人も少なくないよ。

ここで紹介する造語などを見ると、造語症の人って、ある意味天才だなってきっと思うんじゃないかな?

目次

バブルが生み出した造語たち

かつて日本にはバブルの時代のあることは知っているね。実際にバブルを経験したことのある人はもちろん、知らない若い子たちもニュースや歴史の授業などで何となく知っている人も多いんじゃないかな。

このバブルの時代にも造語症の人たちはいたんだ。バブルの時代にも造語はいろいろと出てきているよ。

財テク|バブルが生み出した造語たち

例えば「財テク」っていう言葉があるよね。財テクとは財産を増やすという意味合いで使われていたよ。高度先端技術を「ハイテクノロジー」略して「ハイテク」っていうよね。これをヒントにして作られた言葉なんじゃないかといわれているよ。

財テクはバブルの全盛期に出てきた言葉だね。手持ちの資金に余裕のある人が結構いたから、より有利な金融商品で資産を増やそうとする傾向も見られたね。その方法はいろいろとあって株式や土地などの不動産投資とその手法は多様化してきているよ。でもバブル崩壊によって、多額の不良債権を抱える投資家が続出してしまったね。

就職氷河期|バブルが生み出した造語たち

バブルはしばらくすると崩壊したのは周知の事実。今でも日本はその後遺症に苦しんでいる側面があるよね。バブル崩壊の影響をもろに受けたのは「就職氷河期世代」だね。この就職氷河期も造語症の人が作った言葉なんだ。

バブル崩壊後各企業は採用を絞ったんだ。その影響で新卒者の就職先がなかなか決まらなくなってしまった。それなりの学歴を持っていてもなかなか就職先が決まらない、それを「氷河期」と表現したわけ。

就職氷河期は大体1993~2005年に卒業した人たちのことを指すね。実際1994年には流行語大賞にも選出されたほどだから、いかに広く使われていたかがわかるね。

具体的に就職氷河期世代とは高卒の場合、75~85年ごろ、大卒者の場合70~80年ごろに生まれた人たちを指すね。2022年現在、40歳前後の人たちが該当するんじゃないかな。

これらの年代の人たちは、新卒で就職先を確保できなかった苦い経験を持っている人が多いよね。そして就職先が決まらずに、フリーターや派遣社員として働くなどの非正規労働者の人も少なくないんじゃないかな。

ちょうどこのころ、大学への進学を希望する学生も増えてきたね。1990年ごろから大学への進学率は約25%から30%程度にアップしたよ。大学に進学する人が増えたことも、新卒者で就職にあぶれた人が出てきた背景としてあるみたいだよ。

ロストジェネレーション|バブルが生み出した造語たち

ちなみに就職氷河期世代関係の言葉として、「ロストジェネレーション」という言葉もあるね。これも造語だけれども、今後社会問題化してくるとみられているよ。というのも彼らの中には年金を支払っていないケースも結構あるよね。

非正規雇用だと正社員と比較して収入の少ない傾向がある。そうなるとなかなか年金保険料も支払えないっていう人も多いよね。年金に入っていない、保険料を支払ってないと将来年金を受け取れない人も出てくるね。就職氷河期世代、ロストジェネレーションの老後の生活をどうするかというのが今後の課題といわれているよ。

コロナ禍でも造語症は活躍

2020年から始まった新型コロナウイルスの世界的な流行は、世界中で大きな影響を及ぼしたね。コロナ感染を防ぐために不要不急の外出を控えるように言われ、自粛生活を強いられたのは記憶に新しいところだね。

このコロナ禍の中でも造語症の皆さんはいろいろと活躍しているよ。もうみんな普通に使っている言葉でも、ルーツをたどっていくと実は造語だったなんてこともあるかもしれないね。

ニューノーマル|コロナ禍でも造語症は活躍

例えば「ニューノーマル」という言葉。ニュースやワイドショーでも広く使われているので、どこかで聞いたことがあるっていう人も多いかもしれない。このニューノーマルもコロナ禍で使われるようになった造語って言われているよ。でもニューノーマルという言葉、最初に使われだしたのはコロナ禍の少し前だね。

2008~09年に発生したリーマンショックを覚えているかな。世界的に不景気をもたらし、日本も例外ではなかったよ。リーマンショックによって、世界経済が大きく様変わりしてしまったんだ。そこで「もはや元の状態には戻れないだろう」という思いを込めて、ニューノーマルという言葉が使われるようになったわけ。

その後コロナ禍が発生して、リーマンショックの時と同様世界の日常が大きく様変わりしてしまったよね。そこでニューノーマルという言葉が再び使われるようになったんだ。

ワーケーション|コロナ禍でも造語症は活躍

コロナ禍におけるニューノーマルでは「マスクの常時着用」や「ソーシャルディスタンスを確保する」といったことが含まれるよね。またニューノーマルに関連して生まれたコロナ禍の造語の中に「ワーケーション」もあるよ。

ワーケーションも造語の一種で「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた言葉だね。コロナ禍でワーケーションは日本でも広く使われるようになったけれども、発祥の地のアメリカでは2000年代からちょくちょく使われていたみたい。

もともとの意味は「リゾート地のような環境に恵まれたロケーションで休暇を取りつつリモートワークで仕事をする労働スタイル」ということだね。旅行をしながら、現地での空き時間を使って仕事をする新しいスタイルだね。

ワーケーションという言葉も日本で徐々に定着してきているね。実際2020年の夏には、大手航空会社の日本航空がワーケーション導入を決めたことで注目を集めるようになったよ。また当時の菅義偉官房長官も観光戦略実行推進会議でワーケーションの推進を発表したことでにわかに注目を集めるようになったわけ。

オンライン○○|コロナ禍でも造語症は活躍

コロナ禍によって、人同士の接触を極力抑えるようにといわれるようになったよね。そこでネットを使った生活が普及していったことで、新しい造語がいろいろと作られるようになったよ。例えば「オンライン○○」という造語だね。

ネットを使っていろいろな活動をすることだよ。「オンライン飲み会」とか「オンライン営業」といった言葉を使ったことのある人も多いんじゃないかな。飲み会という言葉では「リモート飲み会」っていう造語も注目を集めたよ。

ウェビナー|コロナ禍でも造語症は活躍

「ウェビナー」っていう言葉も、コロナ禍の中で生まれた造語だね。「ウェブ」と「セミナー」をかけ合わせた言葉なんだ。従来セミナーっていうと会議室などに集めて行われるものだったね。でもコロナ禍で密になるセミナーは開催できなくなった。そこでオンラインでセミナーを開催するところも出てきたね。

オンラインであればいちいち会場に行く必要もないから、日本全国どこからでも参加できるね。またもしリアルタイムで参加できなかったとしても、アーカイブであとからセミナーを受講する方法も可能だよ。

ホカンス|コロナ禍でも造語症は活躍

若い人の間で流行った言葉の中に「ホカンス」もあるよ。ホカンスとは「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語だね。コロナ禍で、なかなか旅行やアミューズメント施設に手軽に行けなくなったよね。

そこで近場のホテルに友達などと集まって、パーティをしたり写真を自撮りしたりするイベントが人気になったよ。このホカンス、もともとは韓国で生まれた造語って言われているね。韓国でも造語症の方っているんだね。

世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

コロナ禍の中で日本の造語症の皆さんが、いろいろな造語を作ったよね。それは世界でも同様のことなんだ。世界にも造語症の方はいて、コロナ禍中にいろいろな造語が新しく誕生しているよ。

Covexit|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

例えば「Covexit」。世界では新型コロナ感染症のことを「Covid」っていうよね。このCovidとExitという言葉をかけ合わせて作られた造語なんだ。新型コロナの流行によって、世界中でロックダウンが行われ経済的な疲弊をもたらしたことはニュースで見たことがあるよね。そこからの出口戦略という意味だね。

少し前にイギリスがEUから離脱するときに「ブレグジット」っていう言葉が注目を浴びたよね。そこからヒントを得て、造語症の人たちが作ったんじゃないかな。

ジェネレーションC|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

「ジェネレーションC」もコロナ禍で注目を集めた造語かな。ジェネレーションCとはもともと「Generation Connected Collective Consumer」という意味で使われていたんだ。和訳すると「つながりのある人々みんなで消費する世代」っていう感じかな。

ソーシャルメディアネイティブの若者を指す言葉とされていたんだ。でもコロナ禍で意味が少し変わってきているよ。「Generation Corona/Covid-19」という意味で使われるようになったね。日本語でいうところの「コロナ世代」って感じだね。

Coronials|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

「Coronials」も世界では注目を集めている造語だよ。「Corona(コロナ)」と「Millennials(ミレニアム)」を掛け合わせてできた造語だね。これは「コロナ期間中に命を授かった子供たち」という意味合いだね。

コロナ禍の中では世界中で自粛生活を強いられたよね。その中でカップルが家の中でおこもりするケースが世界各国で増えているみたいなんだ。その結果、2020年の後半以降は一種のベビーブームが来るんじゃないかって言われているよ。

Quaranteen|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

Coronialsという言葉がすでに作られているけれども、今後はさらに新しい言葉ができるんじゃないかといわれているよ。それは「Quaranteen」だね。「Quarantine(隔離)」と「Teen(ティーン)」を組み合わせた造語だよ。Coronialsが10代に差し掛かった際には世界中でしきりに使われる言葉になるかもね。

ニューノーマルのニューローカル|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

日本ではさっきコロナ禍でニューノーマルという言葉が注目を集めるようになったといわれているね。しかし世界でみるとさらに新しい造語が生まれているよ。それは「ニューノーマルのニューローカル」っていう言葉だね。

新型コロナは世界的に流行しているけれども感染度合いや被害状況というのは国や地域によって異なるよね。一方で経済などはボーダーレスが進んでグローバル社会になっているよね。日本企業も今ではほかの国や地域と取引している企業も少なくないよね。

彼らとコミュニケーションをとるにあたって、地域ごとに異なるニューノーマルがあるよね。そのことを理解したうえで、今後はビジネスしていかないといけないという意味合いで「ニューローカル」という言葉が注目を集めているわけ。

Coronalit|世界的にも造語症は活躍したコロナ禍

世界では「Coronalit」っていう言葉も脚光を集めているよ。これも造語で「Corona(コロナ)」と「Literature(文学)」という言葉をかけて作られたよ。コロナをテーマにした文学全般のことを指すんだ。今回の新型コロナウイルスによるパンデミックをテーマにした映画や文学作品も今後いろいろと出てくるかもしれないね。

世界中の人々が実体験としてあるから、興味を持つだろうしね。まだ一つのジャンルとして確立されたわけじゃないんだけれども、今後は世界中でCoronalitという新たな文学カテゴリーが生まれるかもしれないよ。

大きな出来事が起きると派生して生み出される造語

Coronaspeak

コロナ禍やバブル経済やその崩壊など、大きな出来事が起きると造語症の人はうごめくみたいだね。そして出来事をきっかけに造語が次から次へと生まれていくよ。

例えばここでも紹介したことだけれどもコロナ禍における造語。トニー・ソーン氏というロンドン大学で言語コンサルタントを務めている人がいるんだけど「Coronaspeak」とコロナで生まれた造語のことを指しているね。

彼によるとコロナ禍で実に1,000超もの新語や造語が新たに生まれているっていうんだ。こんな感じで大きな出来事が巻き起こると、造語が生まれるものだし今後もありうるかもしれないね。何

か大きなインパクトある出来事が起きた際には、どんな造語が生まれるか注目したいものだよね。

造語を考えた人を詳しく知りたい方は、「この言葉って造語?有名人が広めた言葉集」をどうぞ。

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