ミャンマー関連の造語ってあるの?いろいろと調べてみた

日本ではしばしば新しい言葉が作られて、それが話題になることもあるよね?でも海外ではどんな感じなんだろう?実は海外でも新しい言葉っていうのはどんどん作られていくみたい。

今回はミャンマーではどんな造語があるのかについて調べてみたよ。ミャンマー関連の造語にはどのようなものがあるか、結構興味深いものもあるね。

目次

あえて正しくない言葉を使うことも

日本で新しい造語っていうのは若者の間で流行るよね。それはミャンマーでも同じことみたい。ミャンマーでは「ミャンマー語の乱れ」を嘆く声も有識者とか年配の方の間であるようだよ。

「近頃の若いモンは…」と嘆く日本人の年配の人と似てるよね。ミャンマーでもその時々で流行り言葉があるらしい。

ミャンマーの新語はSNSで火がつく

ミャンマーの流行り言葉の現状は、SNSでぱっと火のつくことが多いね。この辺のところは日本と似ているかもしれないね。ミャンマーでは先日ネット解禁になったんだけれども、特に人気なのがFacebookだ。

Facebookはいろいろな意味でミャンマーの社会に少なからず影響を与えているね。その中で省略語が流行しつつあるようだよ。

ありがとうの短縮形、チェーズーバー

例えばミャンマー語には「ありがとう」を意味する「チェーズーティンバーデー」っていう言葉があるんだ。これを縮めて「チェーズーバー」という言葉が広く定着しているね。この言葉がやり取りされるようになったのはFacebookだ。

このほかにもFacebook上では、造語ともいえるような言葉がいろいろと飛び交っているみたいだね。そこで一種のトレンドになっているのは、わざと正しくないつづりでコメントしてみること。

これはわざとやっているのでいいかもしれないけれども、ただの無知によって誤表記が横行することも。その結果、間違った発音が定着してしまうこともあるというね。この間違った発音が定着してしまうのか、ただの一時的なものなのかはまだ予測はつかないね。

カッターの発音が、「エッ」から「アッ」へ

ミャンマー語の中でも特に変化が顕著なのが「カッター」の発音。カッターとはミャンマー語では一種の母音記号で、本来は「エッ」なんだ。ところがこれを「アッ」って発音する若者がミャンマーでは増えてきているっていうことでちょっとした混乱が起きているんだ。

「アッ」は本来表記する場合には、「パッター」というものでミャンマー語では2通りある。年配の方は若者が「アッ」と発音されると、こっちのほうだと思っちゃうわけ。

ケッテーとカッテー

その結果、例えば「ケッテー」という発音に世代間で違いが見られるようになっているね。これはミャンマー語で「難しい」という意味なんだけれども若者の間で「カッテー」って発音する子が多いみたいだ。

ある日本人がミャンマーを訪れた時に学生15人に「難しいってどう発音するの?」と聞いてみたそうな。すると正しく発音できたのは4人ほど。残りの若者たちは「カッテー」と発音していたらしいよ。

しかも興味深いことに当初は正しく発音できていた4人も、最後には多数派のほうに引きずられるような感じになって、みんな「カッテー」と発音するようになったって。

ミャンマー政府は言葉の乱れを直すよう指導している

まあ日本でも言語の発音や書き方、意味合いなどが時代の流れとともに微妙に変化していくことってあるよね。でもミャンマーでは、このような言葉の乱れを何とかしたいと思って指導をしているみたいだね。

政府を挙げて正しい表記や発音をするように求めているけれども、一度流行で広がってしまうと元に戻すのは難しいようだね。ただし学校では正しい発音の指導を進めているので、先ほども「難しい」というものも成績優秀な生徒を中心に大抵は「ケッテー」と発音しているみたいだよ。

スラングもあるミャンマー語

チットゥー

ミャンマー関連の造語の中でも恋愛ものもいろいろとあるね。例えば恋人。本来ミャンマー語で「恋人」を表すのは「チットゥー」なんだ。でも友達に恋人を紹介する場合、彼氏の場合「ペー」という言葉を使うことが多いんだ。

彼女の場合には「ソー」を使うのが一般的だね。「チットゥー」と比較するとより簡単な言葉だよね。お互いよく知っている友達には砕けた言葉で話をする若者は多いよね。

私の、の違い

そのほかには「私は」という言葉についても正式なものとくだけた言葉があるよ。本来ミャンマー語では、男性と女性で「私は」に該当する単語が違ってくるんだ。男性の場合には「チャノー」という言葉が用いられるはず。一方女性は「チャマ」という言葉を使うんだ。

しかし友達同士で会話するときには「ンガー」が一般的。フォーマルな時と親しい間柄の時では使うことが違ってくるよね。フォーマルな場では「私は」を使い、親しい間柄の人相手であれば「俺は」と使い分けるのに似ているよね。

女性を褒める

また女性と会って褒めたいときにおすすめなのが「ランテー」だね。「イケてるね?」みたいな感じで使われているよ。女性の誉め言葉として本来であれば「美しい」を意味する「ラーデー」とか「かわいらしい」を意味する「チッサヤーカウンデー」といった言葉を使うのが一般的。

でも親しい間柄の女性をほめたいときに使われるのは、もっとくだけた造語である「ランテー」がポピュラーだね。ちなみに男性に対して誉め言葉を使う場合には「マイッテー」という言葉を使うのが一般的だね。

「かっこいいね」とか「クールだね」といった意味合いの言葉だよ。

タブーなミャンマー語に注意が必要

マイメーデ

ミャンマー語にはスラングのような言葉もあるけれども、悪い意味合いのものもあるから注意したほうがいいね。その中でも特に要注意なのが、「マイメーデ」。実は若者の間で「マイ」という造語が流行しているんだ。

「マイ」には「かっこいい」という意味があって、好意的な意味で若者の間では使われているんだ。ところがマイメーデは、むしろ相手をディスる言葉。もともとは「愚かな」という意味なんだ。

そこで「かっこいいね」というつもりで「マイメーデ」を使ったところ、相手の気分を害してしまう、最悪向こうがキレることもありうるんだ。特に年配の方は悪い意味に受け取る人が多いみたいだね。

このように年代によっても言葉の意味の受け取り方が変わってくることもあるから注意が必要だね。

パソコンから生まれた造語も

私たち日本人にとって、パソコンは多くの人が使用しているツールだよね。仕事のときに使用している人もいるだろうし、オンラインゲームや動画を視聴するなどプライベートでも活用している人もいるだろうね。ミャンマーでもパソコンは普及しているよ。

Burglish

パソコンが広く普及したことで、新しく生まれた造語もあるよ。それがBurglishだ。Burglishとは、ローマ字化したミャンマー語を入力できたり、ミャンマー語を直接入力したり、ミャンマー語で構成された文章をシラブル化するためのツール、ミャンマー語テキストをローマナイズするなどのシステムのことを言うんだ。

BurglishはBurmeseとEnglishの造語

Burglishという言葉、もともとミャンマー語として存在していたわけじゃないんだ。BurmeseとEnglishを組み合わせることで作られた造語の一種だね。ミャンマー語は母音と子音の組み合わせの複雑なものが結構多いんだ。

もし直接入力するためには、Altキーなどを多用しなければならないらしいよ。するとキーボードのキーをいろいろと組み合わせて入力しなけりゃならない。その結果、従来の入力方法だと文章を作成するためにかなり時間がかかってしまうんだ。

さらにフォントと入力法が一体になっているのもネックだ。つまり異なるフォントで入力するためには、また今までとは別の入力法を覚えないといけなくなってしまう。

ミャンマー語とBurglishの相互変換できるツール

そこで重要視されているのが、Burglishなんだ。ミャンマー語とBurglishの相互変換できるツールがあれば、効率的にパソコン作業も進められるね。相互変換できれば、日本語のローマ字入力と似たイメージで、文字を打つことができるわけだ。

例えば「myan」と入力したときのことを仮定してみるね。ミャンマー語には「myan」と発音する言葉が9種類あるらしい。相互変換できるソフトであれば、ミャンマー語のこの9種類が候補として出てくるので、その中で入力したい言葉を選択すればいいわけだ。

従来の方法のように、新しいキー配列を覚える手間を省けるね。このようなツールがあれば、ミャンマー語は多少話せるけれども文字はほとんどわからないという外国人でも扱いやすくなるよね。

ITの進化によって、新しい造語が出てきているのはミャンマーも一緒だよね。

ビジネスの世界でもミャンマー由来の造語が見られる

ビジネスの世界でも、ミャンマー語由来の造語がしばしばみられるね。ミャンマー人も日本にやってきて働く方も増えているよね。今では経済はグローバル化とボーダーレスが進んでいて、外国で活躍する日本人がいるのと同様、逆に日本で外国人が働くこともまったく珍しくなくなったね。

そこで日本で働きたいミャンマー人のために日本企業を紹介する求人サービスも出てきているよ。その中の一つにMingalaValueがあるね。

MingalaValue

MingalaValueは、ミャンマー人向けの就職・転職サイトのことだ。このMingalaValueも造語の一種だね。「Mingalaba」と「Value」という2つの言葉を組み合わせて作られているよ。前者はミャンマー語で「こんにちは」という意味がある。そして後者がご存じの方も多いかもしれないけれども「価値」という意味の英単語だね。

新しい価値や輝かしい未来との出会いという意味とミャンマーと日本の懸け橋になってほしいという意味を込めて、この名前が名付けられたらしいよ。ミャンマー人に特化した求人サイトになっているから、ミャンマー人を積極的に採用したいと思っている企業の間で人気だね。

アジアのラストフロンティア

ミャンマー人は日本でも重要な働き手として注目を集めているね。ミャンマーは「アジアのラストフロンティア」と呼ばれることも多いみたいだよ。ミャンマー人の技能実習生が日本に派遣されていることでも、注目度の高さを表しているよ。

ミャンマーはアジアの中では経済力は決して高くないね。でも日本との親和性が高いといわれているし、就労意欲も高いところが評価されているみたい。また国民の90%が仏教徒で、若年層は識字率と教育水準が比較的高いので、きちんと教育体制が整っていれば、優秀な人材のそろっているところが魅力といわれているよ。

ミャンマーでの就労セミナー WooGWay

ミャンマーでの就労に関するセミナーもいろいろと開催されているね。例えば過去には「インドIT人材 × ミャンマー ブルーカラー人材が日本を救う!?」と呼ばれるセミナーも行われたよ。こちらのセミナーを開催したのはWooGWayという会社だね。

2010年に設立された会社なんだけれども、WooGWayも造語だよ。WorldとGatewayを組み合わせた造語なんだ。この両者を組み合わせることで、「日本と世界の懸け橋になりたい」という思いを込めて、このような社名になったらしいよ。ちょっと遠いかもしれないけれども、ある意味ミャンマー関連の造語といえるかもしれないね。

ウェルフェアトレード

ウェルフェアトレードという試みも行われているよ。こちらも造語で「Welfare」と「Fair Trade」を組み合わせて作られた言葉だね。それぞれ「社会福祉」と「公正な取引」という意味があるね。

障害のある人が生産活動を行って、適正な価格で作られた商品やサービスが取引されることだね。

ウェルフェアトレードもミャンマーが関連しているよ。ウェルフェアトレードを行っているところの中には、ミャンマー産のそば粉を使ってクッキーを販売しているところがあるんだ。

ミャンマーは少し前までは麻薬の原料となるケシの生産地だったんだけど、麻薬撲滅の一環として日本がそばの栽培技術を提供して、ミャンマーでそば粉の生産が盛んに進められているんだ。

ミャンマーの言葉も結構面白い

ミャンマーは日本の間ではあまりメジャーな国ではないかもしれないね。しかもクーデターなどで政情が不安定なところもあり、なかなか訪問する人も少ないかもしれない。

でもミャンマーでもいろいろな造語が作られていることは興味深いよね。これをきっかけに、ミャンマーのことについて勉強してみるのもいいんじゃないかな?

造語の関連用語について詳しく知りたいそこのあなた!「【保存版】造語の関連用語まとめ」をご覧ください。

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