ポケモンといえば、日本国内はもちろんのこと海外でも高い人気を誇るゲームだよね。1996年にリリースされたんだけれども半世紀超えてもまだまだ高い人気があるよ。
しかも2016年には「ポケモンGO」というスマホアプリがリリースされて、さらに人気になったよね。ポケモンというと子供をはじめ若者に人気だったけれども、「ポケモンGO」のリリース以降高齢者の間でも人気が出てきたね。
ポケモンの世界では、いろいろな造語が出てきているね。そもそもポケモンも一種の造語といえるよね。正式名称「ポケットモンスター」を略して「ポケモン」と呼ばれるようになったわけ。
ここではポケモンに関連する造語についてまとめてみたから、わからない言葉があれば要チェックだね。もう一つトリビアとして、ポケモンをさらに略して読んでいるプレイヤーも結構いるんだ。「ポケ」って呼ぶ人もいるみたいだから、覚えておこうね。
ポケモンで使われる有名な言葉一覧
○○ボール入りとは
ポケモンの世界では「○○ボール入り」という言葉はしばしば使われるね。これはポケモンが入っているボールのことで「○○」の部分にはボールの名前が入るわけ。例えば「ハイパーボール入りピカチュウ」というのであれば「ハイパーボールで捕まえたピカチュウっていう意味だね。
世代とは
ポケモンの世界では「世代」っていう言葉はよく使われるね。ポケモンファンの間でやり取りするときにも世代っていう言葉はしばしば使われるよ。世代とは発売された時期によって区切る単位のようなものかな。
時期のほかにもゲームシステムに変化がもたらされたのであれば、そこでいったん区切る場合もあるね。この「第○世代」っていうのは公式用語ではないね。ファンの間で自然に言われるようになった言葉だね。
第9世代とは
2022年にスカーレット・バイオレットが発売されたね。これが2022年最新のソフトでこれが第9世代といわれているね。ポケモンの人気を考えると、今後も新しいソフトが出てくるだろうし、新しい世界観が生まれる可能性は高いよね。ということは今後第10世代、11世代…と新しい世代がどんどん追加されるかもしれないよね。
海外ポケモン、海外産ポケモン
海外ポケモンはポケモンが海外に人気になったことで作られた造語だね。ポケモン図鑑に今では外国語で掲載されているものもあるよね。このような外国語で掲載されるポケモンのことを海外ポケモンっていうんだ。
「海外産ポケモン」と呼ばれることもあるよ。第4世代から海外ポケモンが出現するようになったよ。このことには英語やフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語で図鑑に掲載されるポケモンが現れて、これが海外ポケモンのパイオニアだね。
第5世代になると言語のバリエーションはさらに増えていったよ。韓国語が加わったね。そして第7世代以降は中国語も新たにラインナップされたんだ。
海外ポケモンの場合、ニックネームを付けない状態で進化させる際には注意が必要だよ。というのも第7世代までは、進化させた側のカートリッジの言語がそのままポケモン名になってしまうんだ。
例えば進化前の海外ポケモンを日本語版のカートリッジで進化させたとするよね。すると進化後は日本名になってしまうわけだ。その逆も同じことだね。ただし第8世代の場合、進化させても元の言語がデフォルトネームになるので変化することはないよ。
カツアゲとは
ポケモンの世界では「カツアゲ」という言葉もあるね。カツアゲといっても従来の意味ではもちろんないよ。ジェントルマンやマダム、おぼっちゃま、おじょうさまなどの賞金倍率の高いトレーナーと対戦して賞金を大量に稼ぐ行為のことだよ。
中にはハッピータイムという配信限定技なども併用して、賞金を一気に稼ぐようなプレイヤーもいるね。
こだわっている、こだわるとは
こだわっている、こだわるという言葉もポケモンではしばしば使われる言葉だね。でも従来の「執着する」という意味とは若干違うよ。こだわり系アイテムを持っていることを指すんだ。
こだわり系アイテムもポケモンならではの造語で、ポケモンのステータスを上昇する効果があるね。でも最初に使った技以外は選べなくなるよ。こだわり系アイテムによって、1つの技しか出せない状態のことを「こだわる」ってゲーマーの間では言われているよ。
こだわり欠勤とは
こだわり関係では「こだわり欠勤」という言葉も時折使われるね。これはこだわりハチマキを持ったケッキングを指すね。ケッキングの当て字として「欠勤」という言葉を組み合わせた造語だよ。
自然遭遇とは
自然遭遇という言葉もポケモン関連の造語だね。ポケトレとか乱入バトルとかの特別なシステムはなしで野生のポケモンと戦闘状態になることを指すんだ。そのほかには厳選する行為も自然遭遇と呼ばれることもあるね。
また狙ったわけではないのに偶然高個体値のポケモンや色違いのポケモンに出会ったときに「自然遭遇」っていう人もいるね。
認知症とは
高齢化社会で「認知症」という言葉が広く世間でも認知されるようになったよね。実はポケモンでも認知症っていう言葉があるんだ。でもいわゆる従来の認知症とは意味合いが違うよ。
ポケモンの世界ではジャッジとかポケモントップブリーダーという機能があるんだ。個体値を判定してくれる機能のことだね。自分が今持ってるポケモンを見せる。すると手持ちキャラの個体値のトータルとか一番高い能力の種類にその数値を教えてくれるよ。
ところがツイていないと何度も同じ個所の個体値を教えてくる場合があるんだ。このことを比喩として「認知症」っていうわけ。
ネカマとは
インターネットの世界では「ネカマ」という造語があるのは広く知られているかもしれないね。「ネットオカマ」を縮めた造語なんだけれども、インターネット上で女性のようにふるまっているけれども実は男性という意味だね。
特に掲示板などのコミュニティではテキストでしか基本判断することができないよね。そこで女性らしい言葉を使って、ほかの男性の気を引いたり、煙に巻こうとする男性も出てくるんだ。また出会い系サイトでは男性が女性のふりをして男性に近づいてからかう行為もしばしばみられるね。
実はポケモンの世界でもネカマという言葉は使われているよ。ポケモンにおけるネカマとは、女性のキャラクターでバトルに参加する男のプレイヤーのことを指すんだ。
個体廃人、色違い廃人、GTS廃人とは
廃人という言葉があるけれどもポケモンの世界でも登場する言葉だね。自分の理想のためにひたむきに頑張るプレイヤーのことだね。ポケモンでは「○○廃人」という造語で使われることが多いよね。
多いのは個体値廃人かな。理想の個体値を長期にわたって粘ろうとする人のことだね。そのほかには「色違い廃人」っていう言葉もしばしば使われるよ。特定ポケモンの色違いを時間がかかっても狙っていくプレイヤーだね。
さらにはGTSにずっと張り付いて、レアなポケモンをゲットしようとするプレイヤーのことを「GTS廃人」と呼ぶこともあるよ。
自廃とは
さらには「自廃」っていう言葉もポケモンの世界では結構使われるね。これは「自称廃人」を略したものだね。廃人というとネガティブなイメージがあるかもしれないけれども、ポケモンの世界では廃人は尊敬の的になることもあるみたいだね。
伝染とは
あとポケモンの世界では一つの言葉でいろいろな意味を持つ言葉もあるから注意が必要だね。代表的なのが「伝染」ね。伝染はまずポケルスがほかのポケモンに感染するっていう意味があるね。ポケルスもポケモンの世界で使われる造語だね。
ポケモンに感染すると戦闘時にもらえる努力値を2倍にする効果があるよ。戦闘後に3/65,536の確率で感染するって言われているよ。ちなみに感染した状態のままで戦闘した場合に、その後手持ちの上下のポケモンには1/3で感染するっていうから、かなりの高確率だよ。
感染にはそのほかにも、タマゴわざを後天的にマスターする、ミイラなどの特性を変える特性を使ってほかのポケモンの特性を変えるという意味でも使われるね。
ペカるとは
ペカるもポケモン関係の造語だね。ペカるって色違いに遭遇することを指すんだ。でもペカるは本来のポケモンではあまり使われる言葉じゃないね。ポケモンGOの中で発祥して広がっていった造語といわれているよ。
ゲーム名の造語もいろいろ
ポケモンはいろいろなバリエーションでファンを拡大しているよね。そのさまざまなバリエーションも独自に省略された造語で使われることもあるから、ファンと話をするときに戸惑わないようにしようね。
ポケカ、ポケコロ、ポケサン、ポケスタ、ポケスペ、ポケスマとは
まず「ポケカ」とはポケットモンスターカードゲームの略称だよ。同じような要領で「ポケコロ」はポケモンコロシアムで、「ポケサン」はポケモン☆サンデーのこと。「ポケスタ」はポケモンスタジアムシリーズのことを指し、「ポケスペ」はポケットモンスターSPECIALを意味するんだ。さらに「ポケスマ」はポケモンスマッシュ!のことだね。
ポケセンとは
「ポケセン」はポケモンセンターの略称で、現実のお店を指すこともあれば、ゲームのセンターの略称で用いられることもあるよ。でも一般的には実際のお店を指すことが多いかな?
ポケダン、ポケテレ、ポケドル、ポケフェスとは
「ポケダン」はポケモン不思議のダンジョンを指し、「ポケテレ」はポケモンゲット☆TVを略した造語だね。「ポケドル」はオーレ地方の通貨のことで、「ポケフェス」はポケモンフェスタを表しているよ。
このようにポケモン関係の造語はいろいろとあるので、頭に入れておくと会話もスムーズになるかも。
ポケモン関連の造語が流行語になる場合も
ポケモンはすでに高い人気を誇っていて、ポケモン発信で流行語になることもあるよね。
オワオワリ
例えば「オワオワリ」っていう言葉。これって「これで終わり」っていう意味だね。ゲームファンやネットユーザーであれば、一度は耳にしたことのある言葉なんじゃないかな。
この「オワオワリ」、ポケモン以外のゲームでも使われるよね。でもそもそものルーツをたどってみると、実はポケモンに行きつくんだ。「オワオワリ」を使い始めたのは、ライバロリって言われているからね。
ライバロリはゲーム実況の世界では有名人だね。ライバロリはポケモンゲームの人気実況者なんだ。だから「オワオワリ」はポケモン関連の造語・流行語って言えるよね。
オワオワリを繰り返すことで強調することができる
「オワオワリ」と終わりという言葉を繰り返すことで、強調効果があるんだ。「もうこれで本当に終わり」というニュアンスで用いられるよね。しかもネガティブな感じがしない、少し茶化した表現だから使いやすいというわけで広がっていったというわけ。
ゲームをプレイしているときに、ちょっとしたピンチの時に使うゲーマーは多いよね。オワオワリは自分が勝ちそうな時でも負けそうな時でも使われるよ。負けそうなときにはちょっとした自虐の意味だね。一方勝ちそうなときにオワオワリというと、相手に対する挑発の意味合いになるよ。
ポケモノミクス
「ポケモノミクス」もポケモン発信の造語で、注目された言葉だよね。こっちは「ポケモン」と「エコノミクス」を組み合わせた造語なんだ。「ポケモンGO」は世界的に大ヒットしたのは記憶に新しいところだよね。このポケモンGOによってもたらされる経済効果のことを「ポケモノミクス」っていうんだ。
例えばポケモンGOは2016年にアメリカなどで配信が始まったんだけれども、その後任天堂の株価は連日高騰していったんだ。その結果、株式マーケット全体の取引が活性化するほどの効果があったよ。
ポケモンGOとグッズでゲーム業界周辺の経済効果も
またポケモンGOは屋外で散歩をしながら進めるゲームだよね。そこでスマホの充電器や日焼け止めグッズ、コンビニのおにぎりが前年同時期よりも売り上げがアップしたっていうんだ。このようにゲーム業界だけでなく、ほかの業種にも経済効果は波及しているね。
ほかにもマクドナルドはポケモンGOと提携しているし、歩きスマホをしていても衝突の危険性がないと鳥取砂丘のPRにも取り入れられていて、さらに経済効果が広範囲に広がっていくのではないかとみられているよ。
ポケモンを楽しむためには造語もマスターすべし
ポケモンは今では世界的に高い人気を誇っているよね。海外では「ポケットモンスター」という正式名称ではなく、すでに「Pokemon(ポケモン)」と略称で認知されているよ。
ゲーム用語をはじめとして、いろいろな造語が生まれているので知識として覚えておいてもいいかもね。
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