【2022年最新】超変な造語26個まとめ

造語って、今では日本中どこでも使われているよね。普段何気なく使っている言葉が実は造語だったっていうこともあるし。最近では若者を中心に、造語があふれているよ。

造語の中にはちょっと変わった、おかしなものがいろいろとあるから、超変な造語を覚えておいて、普段の会話に取り入れてみるのもいいかもね。

目次

みんなは知ってる?超変(ユニーク)な造語たち

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若者の間でどんどん生み出される造語の中には、大人がちょっとついていけないというものもあるかもしれないね。書籍『あふれる新語』では、若者中心に使われているユニークな造語がいくつも紹介されているよ。

指恋|ユニークな造語

例えば「指恋」。この意味を知っているかな?これは、好きな人とメールでやり取りすることを指すんだよ。メールで文章を作る時に、指で操作するよね。だから、「指恋」って言うわけ。

また、メールでやり取りしていく中で、当初はそうでもなかったんだけれども、恋愛関係に発展することも「指恋」って言うんだ。さらには、出会い系サイトでメールのやり取りをして、お付き合いに発展することも「指恋」って言うね。

こそアド|ユニークな造語

「こそアド」なんて造語もあるよ。「こそあど言葉」ではないからね。「こそアド」とは「こっそりメールアドレスを交換する」、これを略した造語だね。「こそアドしてたの?抜け駆けしやがって!」みたいな感じで使うね。

携帯電話で、赤外線通信の機能があったよね。あれで簡単にアドレスの交換ができるようになったから、「こそアド」という言葉も広く普及したみたい。でも、最近じゃメールアドレスを交換するよりも、LINEのアカウントを交換するパターンが多いよね。

地味変|ユニークな造語

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「地味変」っていう言葉も、若者の間で浸透したことがあるよね。「目立たないけれども、実際のところ変」という意味だね。「よく見ると、あいつって地味変じゃね?」という感じで使うわけ。

ジミー・ヘンドリックスというアメリカの黒人ギタリストがいて、彼のことを略して「ジミヘン」というニックネームで呼ぶことがあるけど、これをもじった言葉だよね。

このように、もともとある言葉をもじってできた超変な造語って、他にも結構あるよね。

愛方、ラブかた|ユニークな造語

例えば「愛方」。もともとは「相方」っていう言葉だよね。これをもじってできた言葉だよ。

「よく行動を共にしている仲良しの相手」という意味で、「自分が一番信用している友達」っていう意味合いで使われることもあるよ。さらにここから発展して、「ラブかた」という超変な造語が使われることもあるよ。

異心電信|ユニークな造語

「異心電信」っていう言葉もあるね。読み方は「いしんでんしん」。「以心伝心」をもじった造語だね。これは、異性に対する思いを電信すなわちメールで伝えるという告白のやり方を表しているよね。

「~る」、「~い」の形の造語

「~る」とか「~い」といった言葉も造語でよく出てくるよね。この手の言葉で特に有名なのが「キモい」じゃないかな。気持ち悪いという意味で、広く知られているよね。でも、今じゃこの手の言葉のバリエーションはもっと豊富になっているよ。

グネる|ユニークな造語

例えば「グネる」。「足首グネッちゃった」みたいに、捻挫するときに使われることが多いよね。その他に、「甘える」とか「わがままを言う」意味で、グネるっていう言葉を使うこともあるよ。

小さな子供が親などに甘える時に、体をグネグネとくねらせることがあるよね。その様子から、このように言われるようになったんだ。

キワい|ユニークな造語

「キモい」系の造語なら、例えば「キワい」があるよ。気持ちの悪いものを見た時に使われるね。「ちょっと見て!何あれ?キワい~!」っていう感じ。言われたほうはダメージあるよね。

ちなみに、ダメージの強さで見ると、ウザい<キモい<キワいっていう順番だね。

でも、「キワい」にはポジティブな使われ方もあるよ。一見すると気持ち悪そうだけれども、よく見るとかわいいものを指す言葉として使われることもあるよね。

グモい|ユニークな造語

もう一つ、「グモい」っていう言葉もあるよ。「グロい」と「キモい」を組み合わせた言葉だね。グロくてキモイだから、これは言われたほうにはかなり大きなダメージが残るよね。

擬音から作られた造語

あと、音的なイメージだけで作られた造語もあるよね。1回聞いただけでは何のことだかさっぱり分からないような、超変な造語もいろいろとあるよ。

ぬーん|ユニークな造語

例えば「ぬーん」。初めてこう言われても、何のことだかよく分からないよね。使い方としては、「寝坊してバイトを遅刻してしまった。ぬーん」って感じかな。つまり、良くない出来事が起きて、テンションが下がっているさまを表しているね。

ただ、「ぬーん」には他にもいろいろなシチュエーションがあるよ。空気を読まずに何かしてしまって、その場が白けた場合に発することもあるし、心の底から感動できるような時にも発することがあるよね。

はにゃ~ん|ユニークな造語

「はにゃ~ん」っていう言葉も、意味が分からないと、何を言っているんだか…っていう感じの言葉だよね。幸せな気分の時に発する言葉で、「彼氏と一緒にいると甘えられるから、はにゃ~んってなっちゃう」といった感じで使われているね。

バクきゅん、きゅんバク|ユニークな造語

「バクきゅん」っていう言葉もあるよ。「大好きな○○先輩と目が合っちゃって、バクきゅんだった」のように使われるね。心臓が締め付けられるような、死にそうになるほど心臓がどきどきする様子を指すね。

ちなみに、若者の間では「バクきゅん」を逆さまにした、「きゅんバク」という言葉も同じ意味で使われているよね。

きゅんを使った造語

若者の造語を見てみると、「きゅん」を使ったフレーズって結構あるよね。今の若い人たちは「きゅん」好きなのかな?

いちキュン、ひめキュン、ユッキュン|ユニークな造語

例えば、一目ぼれを意味する「いちキュン」、一瞬ドキッとした経験を指す「ひめキュン」、異性に対して心のときめいている状態は「ラブどっきゅん」といった感じ。

「胸キュン」も結構使われる造語だよね。それから、少し意味合いは違うけれども、「ヨッキュン」という言葉もあるよ。これは欲求不満の意味だね。

バグバグ|ユニークな造語

「バグバグ」もよく使われている造語だね。これは怒っている様子を指しているんだ。怒りの感情が抑えられなくなっている、怒りの感情がマックスに達している状態だね。

その他には、「スマホがバグバグになってやばい!」のように、モノが壊れて使えなくなっている状態を指すね。

時代のトレンドに合わせた造語

世情を著した造語も、その時代のトレンドに合わせていろいろと出てくるよね。

ソフトバンク|ユニークな造語

例えば「ソフトバンク」という言葉。あの有名な携帯キャリアのことではないよ。「予想外の出来事」を意味しているんだ。

ピンと来ている人もいるかもしれないけれども、ソフトバンクのCMの有名なフレーズ「予想外です」から、こういう意味の言葉として使われるようになったわけ。

タミフル|ユニークな造語

「タミフル」っていう造語もあるよ。これは、理解不能な状態やそうなっている人のことだね。タミフルはインフルエンザの治療薬として脚光を集めた反面、副作用として、若年層で錯乱状態に陥るなどの異常行動が問題になったよね。

そこで、意味不明な行動をとることが「タミフル」って呼ばれるようになったんだ。

自己米|ユニークな造語

「自己米」も、一時期注目された造語だね。これには2つの意味合いがあって、1つは「自給しているお米」、もう1つは「自己中心的な米国」を略して「自己米」と呼ぶことがあるよ。

スイーツ|ユニークな造語

「スイーツ」も、話題になった造語だね。甘いお菓子のことじゃないよ。メディアの紹介している情報をうのみにしてしまう人のことを指すんだ。少しバカにしている意味合いも込められているね。

洋菓子のことを何でもスイーツって呼びたがる人も増えているよね。そこを皮肉って言われるようになった言葉だよ。

逆コナン|ユニークな造語

陰でバカにするような造語として、「逆コナン」っていう言葉もあるよね。漫画の『名探偵コナン』では、主人公のことを「見た目は子供、中身は大人」って言うじゃない?その逆だから、「見た目は大人だけれども中身が子供」を指すわけだね。

成熟していない、成長していない大人という意味になるね。

チェンソー|ユニークな造語

世相を象徴する造語の中で興味深いのが、「チェンソー」だね。物を切る工具のことではなく、「チェンジ総理」を略して、「チェンソー」と言うわけ。

日本の総理が失政した、支持率が低下している不人気状態で、「もういい加減チェンソーしてくれ!」という感じで使われるね。

コロナ禍で出てきた超変な造語

2020年から新型コロナが世界的に流行して、日本も多大な影響を受けたのは記憶に新しいところだね。コロナ禍で、私たちの生活習慣も大きく変更せざるを得なくなったよね。

それに伴っていろいろな造語も生まれ、その中には超変な言葉も見られるよ。

人流|ユニークな造語

その中でも「あれっ」と思える造語に、「人流」があるね。時間や場所など、移動に関する情報をまとめたものを指す言葉よね。今では携帯電話やスマホにGPSがついているから、人がどのように移動しているか、そのデータを把握することができるよ。

他にも、Wi-Fiなどを利用して、位置情報データをこまめに観測することができるわけだね。

でも、この「人流」っていう言葉に対して、抵抗感のある人も結構いるみたいだね。「人流」と言われて、「物流」を連想した人もいるんじゃないかな。「人流」は、「物流」という言葉に人に当てはめた造語っていうイメージがあるよね。すると、「人はモノとは違うよ!」と抵抗感が出てきてしまうわけ。

マンボウ|ユニークな造語

「マンボウ」という言葉も、一時期ニュースやワイドショーで頻繁に出てきた言葉だから、聞いたことがある人も多いだろうね。「蔓延防止等重点措置」を略した言葉で、感染拡大を防止するために講じられた、

いろいろな措置のことだね。その1つとして、飲食店の時短営業がニュースにはよく取り上げられていたんじゃないかな。

緊急事態宣言に近いものだけれども、対象地域が異なるんだよね。緊急事態宣言は都道府県単位で出されるものだけれども、蔓延防止等重点措置は、都道府県の知事が市区町村単位など特定の地域に限定して出すことができるという違いがあるよ。

本来であれば、特定のエリアで感染拡大していて、医療ひっ迫が起こりつつある深刻な状況のはず。でも、「マンボウ」と言われると、その緊張感を損なう響きがあるよね。

SNSをはじめとして「マンボウという言葉には緊張感がない」などと評判が悪かったこともあり、メディアでも徐々に使われなくなっていったね。今では「蔓延防止」とか「蔓延防止措置」といった言葉で紹介されることが多くなったよ。

あまりにも評判がよくなくて、超短期で消えていった、超変な造語の代表格と言えるね。

リベンジ消費|ユニークな造語

超変な造語ではないけれども、コロナ禍の中で注目を集めている言葉に「リベンジ消費」があるよね。2022年現在、日本でもワクチンが普及して、特に高齢者ではワクチンの接種率はかなり高いんじゃないかな。

死亡率も低くなって、医療のひっ迫も起こりにくくなっているので、徐々に自粛ムードが薄れつつあるよね。「制限のないお盆」や「制限のない年末年始」なんて言う言葉も使われているけど、そんな中でも注目を集めている造語が「リベンジ消費」なんだよ。

自粛生活が続き、どこかに出かけたり、レストランで食事をしたり、といったことが難しかったよね。したくてもできなかった消費を一気に、今のうちに行おうっていう心理と言えるんじゃないかな。実際、エンタメ業界や旅行・観光業界、飲食店は、長らく続く自粛生活によってかなり厳しい状況が続いたわけで、リベンジ消費によってかきいれ時になるのではないかと期待を集めているよ。

海外を見ると、2020年の個人消費はコロナ禍の影響で大幅に落ち込んだけれども、今その反動が来ているというんだ。アメリカなどでは、過去最高益を更新する企業も少なくないと言うよ。このようないい流れが日本に来るといいよね。

超変な造語も定着することも

造語は時代に合わせて次から次へと出てくるもの。その中には、一見すると「どういう意味?」と思える超変な言葉もあるよね。超変な造語でも、段々と受け入れられる言葉もあれば、超変なものというネガティブなイメージのままですぐに消えていってしまう造語もあるね。

ここで紹介した造語もすぐ消えちゃうものもあれば、定着するもののあるかもしれないよ。(2022年現在)

造語症・造語の基本的な定義や意味について詳しく知るには、「neologism(造語症)っていう病気の定義や原因の解説。天才がなる病気って本当なの?」をどうぞ。

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